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寺院の敷地内にある建物のうち、住宅物件で火災保険に入れるものはありますか?

2013年08月26日

【ご相談事例】


寺院の敷地内にはさまざまな用途の建物がたくさんありますが、このうち「住宅物件」で火災保険に入れるものにはどのようなものがありますか?



【ご回答】


火災保険は、ご加入いただく建物の役割によって「物件種別」が異なり、それぞれ保険の内容も異なります。


庫裡(くり)は、通常僧侶などが居住しているので、庫裡(くり)として独立している建物は「住宅物件」として火災保険にご加入いただけます。


その他の建物は基本的には「一般物件」としてご加入いただきます。


また、庫裡(くり)に住宅以外の用途に使用される「客殿」「書院」等が併設されている場合も、一般物件(併用住宅)として取り扱います。


「坊」は修行のため寺院に訪れた僧または信者など外部の方の宿坊に該当するため、僧侶の住むところであっても基本的には「住宅物件」として取り扱わず、「一般物件」となります。


寺院・神社の火災保険 加入時のチェックポイント



住宅物件と一般物件の違い

「住宅物件」と「一般物件(併用住宅)」では、加入できる火災保険がそもそも別のものとなります。保険会社によって、選べる補償の範囲や、内容が異なる場合もあります。


お支払いただく保険料の算出方法も異なり、通常は「一般物件(併用住宅)」の方が割高になります。


寺院内の物件種別の判別方法や、補償内容の違いなどについては、お気軽にお問い合わせください。



保険金額の評価が難しいお寺や神社に火災保険をかけることはできますか?

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